理事長 あいさつ

 

理事長  岡室 富夫 

(大洋製器工業株式会社 代表取締役社長)

「 期待度大!が、万博だ 」

 一般社団法人 大阪建設機械器具協会(以下、大建機)の会員の皆様におかれましては、ますますご隆盛のことと心よりお喜び申し上げます。平素は大建機の運営に、ご協力とご理解をいただき誠にありがとうございます。
今年4月13日開幕の大阪・関西万博(以下、万博)に向けて、公益社団法人日本国際博覧会協会が発信しているメッセージは、「想像以上!が、万博だ。」です。万博でのパビリオンの展示内容や、会場でのイベント内容など様々な情報が公開され、出展する各国のパビリオンが相次いで完成して、期待度がますます高まっています。開幕が迫った万博が“想像以上!”にすばらしいものになることに“期待度大!”ということで、巻頭言のタイトルは、「期待度大!が、万博だ。」としました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げるこの万博は、1970年の大阪万博の時に子供だった私もそうであったように、子供たちの好奇心を刺激する壮大な実験場になると思います。160以上の国・地域が参加し、世界の優れた知識や知恵の発信が大阪に集結する各国のパビリオンは、文化や技術の展示にとどまらず、子供たちの想像力を飛躍させる魔法の玉手箱となります。純粋な心を持つ子供たちは、未知の世界に触れ、キラキラした目で驚きの表情を見せるに違いないと思います。例えば、人間のような動きをするロボットが料理をつくる姿を見て「いつか、こんなロボットを作りたい!」と夢をふくらませる光景も見られるのではないでしょうか。
 そして、万博は「見る」だけの場所ではなく、「考える」「想像する」「行動する」きっかけを提供する場でもあるはずです。地球規模の課題に触れ、自分たちにできることを考え始める機会になればいいなと思います。私は、子供たちがその貴重な瞬間に出会えることを願っています。
 また、万博入場チケットは、この1月~3月が販売増に向けて重要な期間になります。入場券の販売実績は2024年12月18日時点で約744万枚と前売り目標(1400万枚)の53%となっています。企業購入分が多いとのことですが、開幕までの一般個人向けの販売の伸びが前売り目標値到達への課題となります。万博協会事務総長は、「例えば、旅行の計画を立てる場合は1~3ヵ月前から用意することが多い。様々なコンテンツを発表していくので、チケット販売は今後増えてくる。」と言っています。一理あると思います。
 さらに、実際に会場を訪れた人の口コミの力も重要視しています。過去の万博で会期後半に来場者が増える傾向にあったのはそのためです。リピーターの増加につなげていく情報提供(例として、イベントや食に関することなど)を強化していくようです。
思い返せば、私もあの時の大阪万博ではリピーターになっていました。会場に行っておもしろかったことを、周囲に話していたように記憶しています。取り巻く環境は変化していても、今の時点では、人の本質は大きく変化していないように思います。ならば、同様の現象が起こるのではと思えます。やはり、「万博は、期待度大!」です!!

2025年1月

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概要

名称一般社団法人大阪建設機械器具協会
設立昭和44年(1969年)7月
会員数36社 (2024年4月)
代表者理事長 岡室 富夫
所在地〒541-0057
大阪市中央区北久宝寺町3-5-12
御堂筋本町アーバンビル11F鐵鋼会館
マップ
TEL06-6227-8081
FAX06-62278082

役員名簿

役 職氏 名会社名会社役職
理事長岡室 富夫大洋製器工業株式会社代表取締役社長
副理事長北村 仁志株式会社キタムラ産業代表取締役社長
常務理事新宅 紀文株式会社南和商会代表取締役社長
会計理事細川 真一サンコー物産株式会社代表取締役副社長
理 事菅 大樹菅機械工業株式会社代表取締役社長
理 事長井 隆彦建機サービス株式会社会長
理 事綱田健次郎﨑島商工株式会社代表取締役社長
理 事吉見 敏明昭和仮設リース株式会社代表取締役社長
理 事宇野 正則株式会社NISSHO専務取締役
理 事津山 信治イーグル・クランプ株式会社代表取締役社長
理 事村上 裕宣大高工材株式会社代表取締役社長
理 事津田 晴將象印チェンブロック株式会社代表取締役社長
理 事山田 護一株式会社ヤマカツ代表取締役社長
理 事久保 裕二朝日ロープ株式会社代表取締役
理 事石橋 英明株式会社ワキタ大阪支店支店長
理 事坂上 泰之阪和建機株式会社専務取締役
監 事山田 一彦株式会社ヤマカツ代表取締役会長
監 事酒井 信幸株式会社リンク取締役執行役員社長
顧 問新宅 悦治株式会社南和商会代表取締役会長
顧 問細川 三郎サンコー物産株式会社代表取締役会長
顧 問横倉 廉幸大阪府議会議員
顧問弁護士井尻 潔井尻弁護士事務所所長

沿革

昭和31年(1956年)2月28社にて大阪建設機械器具組合設立
昭和35年(1960年)4月会員拡大 58社
昭和41年(1966年)4月組合創立10周年式典 62社で挙行
昭和44年(1969年)7月106社 社会法人として認可
昭和46年(1971年)5月全国建設機械業協会連合会創立
昭和49年(1974年)9月建設機械整備技能検定試験実施に付き、労働省告示認可公示
昭和54年(1979年)10月協会設立10周年記念式典開催 123社
昭和57年(1982年)10月永年の技能検定推進に寄与した功績により大阪府職業能力開発協会・会長から感謝状を授与
昭和58年(1983年)11月永年の技能検定推進に寄与した功績により大阪府知事から感謝状を授与
昭和60年(1985年)5月多年の産業発展に寄与した功績により大阪府知事より表彰状を授与
平成 元年(1989年)10月協会設立20周年記念式典開催 125社
平成11年(1999年)12月協会設立30周年記念式典開催
平成11年(1999年)12月多年の建設業界の発展に尽力した功績により大阪府知事から感謝状を授与
平成11年(1999年)12月永年の技能検定推進に寄与した功績により大阪府職業能力開発協会・会長から感謝状を授与
平成16年(2004年)11月協会設立35周年記念式典開催記念事業として“上海ミッション”中国研修旅行の実施
平成18年(2006年)11月多年業界の振興と大阪府の産業の発展に寄与したことで大阪府知事より表彰される
平成20年(2008年)4月建設産業専門団体近畿地区連合会に入会し、国土交通省との意見交換を図る
平成20年(2008年)5月第1回 大阪府・大阪市協賛の対外的大規模展示会開催
平成20年(2008年)7月インターンシップ受け入れ体制確立
平成22年(2010年)5月第2回 大阪府・大阪市協賛の対外的大規模展示会開催
平成22年(2010年)7月上海万博見学ツアー開催
平成24年(2012年)4月一般社団法人認可
平成24年(2012年)5月第3回 大阪府・大阪市協賛の対外的大規模展示会開催
平成26年(2014年)5月第4回 大阪府・大阪市協賛の対外的大規模展示会開催
平成26年(2014年)5月社団法人設立45周年 
平成27年(2015年)4月一般社団法人移行期間が満了 公益目的支出計画完了
令和 元年(2019年)5月 社団法人大阪建設機械器具協会設立50周年
令和 2年(2020年)5月新型コロナウイルス感染を鑑みすべての対人イベントを中止 
令和 4年(2022年)5月イベントを再開