理事長 あいさつ

 

理事長  岡室 富夫 

(大洋製器工業株式会社 代表取締役社長)

「 新たな芽を伸ばす 」

 一般社団法人 大阪建設機械器具協会(以下、大建機)の会員の皆様方におかれましては、ますますご隆盛のことと心よりお喜び申し上げます。平素は大建機の運営に関して、ご協力とご理解をいただき誠にありがとうございます。

 令和6年 2024年は大変な出来事で始まりました。1月1日元日に能登半島地震、2日は羽田空港 航空機衝突、3日には北九州市小倉 鳥町食堂街火災がありました。正月三が日にこのような事が立て続けに発生すると、何かの前ぶれかと思ってしまいます。地震の被災地、航空機の残骸、焼け落ちた街並み、ニュース映像からでも現地の深刻さが伝わります。今年の思いもよらない災いは、もうこれで終わりになってほしいと切に思います。

 去る1月17日は29年前の阪神・淡路大震災の発生日であり、震災を機に始まった追悼イベント「神戸ルミナリエ」が1月19日から28日まで4年ぶりの開催となりました。

 今年の正月三が日に発生した大変な出来事も重なり、私たちは改めて防災・減災について考え、行動することが必要であると考えます。会員の皆様はそれぞれに様々な備えをされていると思います。例えば、カセットボンベで使用できる発電機やコンロなどを保有している、保存食としてレトルト食品や長期保存できる水を蓄えているなど、あるいは、供給網であるサプライチェーンについての検討・見直しを行なっている、BCP(事業継続計画)を策定した、策定済みのBCPの不備はないか検証しているなど。

 まさに、「備えあれば憂いなし」であることを再認識して、準備することが必要であると考えます。

また、会員様への影響が懸念されることとして、2024年問題と称して4月1日から、建設・物流・医療などの時間外労働について、働き方改革関連法によって法律上の制限がかかります。現実的な対応を迫られている会員様もおられると思います。見直すべきところ、継続するところなどを見極める機会であると捉えて、どうか乗りきっていただきたいと思います。

 令和6年 2024年は辰年のうち、「甲辰(きのえたつ)」にあたります。この甲辰の年は、“古い殻を破って新たな芽を伸ばす”のにうってつけの縁起の良い年、と言われています。年初に発生した災いは痛ましく、2024年問題は重い課題であります。私たちを取り巻く環境は、原材料価格・エネルギー価格の高騰による物価高が長期化しており、生活はもとより会社の経営環境にも大きく影響が及んでいます。さらに、従業員の確保・賃金など雇用・労働に関する課題についても対応に悩むことがおおいにあります。

 このような環境下でありますが、“私たちはより良い未来に向かうことを信じて前に進む”“始まりは厳しくとも必ず挽回して皆が笑顔になるようにする”、そういう令和6年 2024年にしていきたいものです。

2024年1月

概要

名称一般社団法人大阪建設機械器具協会
設立昭和44年(1969年)7月
会員数36社 (2024年4月)
代表者理事長 岡室 富夫
所在地〒541-0057
大阪市中央区北久宝寺町3-5-12
御堂筋本町アーバンビル11F鐵鋼会館
マップ
TEL06-6227-8081
FAX06-62278082

役員名簿

役 職氏 名会社名会社役職
理事長岡室 富夫大洋製器工業株式会社代表取締役社長
副理事長北村 仁志株式会社キタムラ産業代表取締役社長
常務理事新宅 紀文株式会社南和商会代表取締役社長
会計理事細川 真一サンコー物産株式会社代表取締役副社長
理 事菅 大樹菅機械工業株式会社代表取締役社長
理 事長井 隆彦建機サービス株式会社会長
理 事綱田健次郎﨑島商工株式会社代表取締役社長
理 事吉見 敏明昭和仮設リース株式会社代表取締役社長
理 事宇野 正則株式会社NISSHO専務取締役
理 事津山 信治イーグル・クランプ株式会社代表取締役社長
理 事村上 裕宣大高工材株式会社代表取締役社長
理 事津田 晴將象印チェンブロック株式会社代表取締役社長
理 事山田 護一株式会社ヤマカツ代表取締役社長
理 事久保 裕二朝日ロープ株式会社代表取締役
理 事石橋 英明株式会社ワキタ大阪支店支店長
理 事坂上 泰之阪和建機株式会社専務取締役
監 事山田 一彦株式会社ヤマカツ代表取締役会長
監 事酒井 信幸株式会社リンク取締役執行役員社長
顧 問新宅 悦治株式会社南和商会代表取締役会長
顧 問細川 三郎サンコー物産株式会社代表取締役会長
顧 問横倉 廉幸大阪府議会議員
顧問弁護士井尻 潔井尻弁護士事務所所長

沿革

昭和31年(1956年)2月28社にて大阪建設機械器具組合設立
昭和35年(1960年)4月会員拡大 58社
昭和41年(1966年)4月組合創立10周年式典 62社で挙行
昭和44年(1969年)7月106社 社会法人として認可
昭和46年(1971年)5月全国建設機械業協会連合会創立
昭和49年(1974年)9月建設機械整備技能検定試験実施に付き、労働省告示認可公示
昭和54年(1979年)10月協会設立10周年記念式典開催 123社
昭和57年(1982年)10月永年の技能検定推進に寄与した功績により大阪府職業能力開発協会・会長から感謝状を授与
昭和58年(1983年)11月永年の技能検定推進に寄与した功績により大阪府知事から感謝状を授与
昭和60年(1985年)5月多年の産業発展に寄与した功績により大阪府知事より表彰状を授与
平成 元年(1989年)10月協会設立20周年記念式典開催 125社
平成11年(1999年)12月協会設立30周年記念式典開催
平成11年(1999年)12月多年の建設業界の発展に尽力した功績により大阪府知事から感謝状を授与
平成11年(1999年)12月永年の技能検定推進に寄与した功績により大阪府職業能力開発協会・会長から感謝状を授与
平成16年(2004年)11月協会設立35周年記念式典開催記念事業として“上海ミッション”中国研修旅行の実施
平成18年(2006年)11月多年業界の振興と大阪府の産業の発展に寄与したことで大阪府知事より表彰される
平成20年(2008年)4月建設産業専門団体近畿地区連合会に入会し、国土交通省との意見交換を図る
平成20年(2008年)5月第1回 大阪府・大阪市協賛の対外的大規模展示会開催
平成20年(2008年)7月インターンシップ受け入れ体制確立
平成22年(2010年)5月第2回 大阪府・大阪市協賛の対外的大規模展示会開催
平成22年(2010年)7月上海万博見学ツアー開催
平成24年(2012年)4月一般社団法人認可
平成24年(2012年)5月第3回 大阪府・大阪市協賛の対外的大規模展示会開催
平成26年(2014年)5月第4回 大阪府・大阪市協賛の対外的大規模展示会開催
平成26年(2014年)5月社団法人設立45周年 
平成27年(2015年)4月一般社団法人移行期間が満了 公益目的支出計画完了
令和 元年(2019年)5月 社団法人大阪建設機械器具協会設立50周年
令和 2年(2020年)5月新型コロナウイルス感染を鑑みすべての対人イベントを中止 
令和 4年(2022年)5月イベントを再開